暑いのか寒いのかはっきりしなかった五月は過ぎ去った。
明るく熱い陽射しと安定した気候とともに、
まるで次々と花開く季節のように、なにもかもが好転した。
そう考えると、五月病もまんざら嘘でもないのかもしれない。
人間にはホルモンバランスだか、はたまた月の引力との関係なのか、
単なる運気の問題なのか、
気分的な浮き沈みがあり、良いことばかり起きるときもあれば嫌なことばかりが起こる時期もある。
景気の波のような変動。これは不可避だね。
ちょうど五月に、特にゴールデンウィーク過ぎに、人は気が滅入ってくるのかもしれない。
その負の周期を誰かが五月病と名づけた。
五月の終結とともに、六月は正の周期が訪れるはず。
まさに今の自分にあてはめると、この理屈がぴったり当てはまる。
6月5日に体育祭を見に行って、生徒達に癒され、
中学の恩師からは吉報がとどき、一緒に飲み、多くの人と話ができた。
五月はなんでか分からないけど、何もする気がしなくて、
やらなければならないことはあるのに、一生懸命になれなかった。
自分自身の意志薄弱かもしれないけど、それだけではない気がする。
人間、人と接してナンボ。
「縁」というのは本当に大切なものだ。
今、中学の恩師に助けられ、塾で教えた生徒に癒される。
友達と一緒にいればすげぇ楽しいし、バレーは最高だし。
多くの人に支えられているとはこのことかもね。
人の「縁」はふとしたところから始まり、
そこから更なる発展がある。
俺は決して社交的ではないけど、つながりから広がっていく。
一つ一つの縁を無下にせず、大切にしていきたいね。
正の周期はどこまで続くかは分からないが、
今ある前向きな気持ちをできるだけ保っていこう。
自分の心を空に映して深呼吸。
描いた像は、今日ひろがる青空だ。
梅雨まえの晴天に雲は一つもない。
PR