その刹那、どうしても伝えたい言葉がある。一回性の強い言葉を綴りたい。
この地に来て2年が経ち、3年目となった。
その間に卒業生を1度送り出し、 「最高」と思えるクラスにも出会った。 でも、ケンカができる相手はいなかった。 そして、ついぞ忘れることもなかった。 3年2組。学年一の問題児?だったあいつと、 ケンカをして3か月も口を利かず、そのまま卒業させてしまった。 お互いに嫌いだったわけではない。 (当時は、嫌いだったかな?) あのときは、それが1番の方法だと思った。 だけど、終わり方だけを見れば、 「間違い」だったのかもしれない、とも思った。 昨日、知らない番号からの着信。 2度も着信があったのでかけなおした。 男の人の声。 「〇〇です」と名を名乗った。 あいつだった。 自分の成長や苦労や、これからの希望や、 あの頃のこと、昔の仲間のこと… たくさん話した。 とにかくうれしかった。 あのとき、口を利かずに送り出し、 それを「正解」だと言い聞かせていた。 でも、「想い」だけは伝わっているとも思った。 伝わってた。 あの時から、ずっと、心の中で止まっていた時間が、 動き出した。 そんな気がした。 自分も大人にならなくちゃ。 PR 2015/04/18(Sat) 21:31:26
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