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その刹那、どうしても伝えたい言葉がある。一回性の強い言葉を綴りたい。
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2024/04/20(Sat) 07:11:01

ずっと我慢していた
ほんの少し触れてしまうだけで壊れてしまうと思った
今まで積み重ねてきた何もかもが
崩れ去った瓦礫の下には深い溝が刻まれるだろう

そうなると分かっていたのに
何がこの手を突き動かしたんだ
しびれを切らしたようにこの手がこの指が震えた
壊すことは容易いのだ
破壊と再構築の物語 延々と続く人間的な営み


僕の手が意を決しそれにそっと触れたとき
それは少し傾きかけた まだ崩れはしない まだ・・・
どこからともなく「崩れるかと思った」と声がした
僕を止めようと言うのか
崩れてしまっても仕方がないと固まっているのに

破壊を止めようとするその言葉
そういたらしめたのは誰だ
因果を分かっていながら見過ごしたんだ


反動で手に力が入る 強く押し出す
眼前のものは音も立てずに消え去った

その瞬間 遠く 視界が開けた  

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2007/05/12(Sat) 18:14:14
四年だった。



19だった。



塾講師として働いた歳月。
教えることが自分のライフワークだと思った。

宿命だった。

この道は通るべき道だった。
通るべくして通った道だった。
いつかは通り過ぎる道だった。

若かった自分と今の自分は比するに値しなかもしれない。
それが成長だ。

嫌なものは嫌だと言い切り、露骨に感情表現した。
生徒に対してはただ「優しい」だけの先生だった。

ある程度、感情の制御ができるようになり、
生徒に対してほんの少しだけど、厳しさをもてるようになった。

途中、教えることから離れようと思ったこともあった。
でも、「行き着く先」はそこしかないと気づいた。
気づかされた。

「良い先生だ」と
「ありがとう」と
言ってくれる生徒たちが今の自分の根底を支えている。
その瞬間こそ、その言葉をもらったときこそ、
自分のやってきたことが報われたと感じる。

今年の頭に愛着にみちた自分の居場所を去ると決めた。
現状維持では惰性になる。更なる成長をしたいという思いがあった。

来年度、何をやるにしても、絶対やっていける気がする。
その自信の裏づけなど何も無い。
ただ、何でもやってやろうとは思うのだ。
この労働に対する前向きさを今は信じたい。



春。
この春は何かが変わる。
「行き着く先」への本格的なスタートをきる。
希望に満ちた旅立ちの季節だ。
2007/03/29(Thu) 15:27:35

バレーボールって難しい。
それはチームスポーツだからでしょうか。
1人1人考え方がある。
練習のこと、プレーのこと、考え方はさまざま。
でも「勝ちたい」。これはチーム全員で一致する思い。

「勝ちたい」と思ったら、何をすべきか。
必ずセオリーがあるわけです。

昨日、同じバレーボールチームのメンバーの日記を見た。
正直ショックだった。

ミスをして何で笑っていられるの?
たかが1点とってそんなに嬉しい?
大会までは練習で笑えない。

彼の日記にはこんなことが書いてあった。
これは絶対に間違っている!!

「たかが1点」
1点を積み重ねていかなきゃ勝てないよ。
確実に1点とって、喜んで盛り上がって、
それでチームは乗っていける。

「大会まで笑えない」
別に笑わなくてもいいけどさ。
バレーボールはチームスポーツだから、
ムードが大切。チーム全体を乗せていくようなムード作りが。
ムードが悪いチームはどうやったって勝てないさ。


要するには、全員が「楽しく」なければ意味がない。
週に1回集まってやっているのに、つまらなかったら意味なくない?

なんとかしなければ・・・

2007/02/20(Tue) 11:12:30

青空だ。小春日和だ。
いつもよりも遠くまで景色が見える気がする。
山も山の雪も、その先の空も、すべて新鮮だ。

川沿いを駆ける車のスピードはどんどん上がる。
もっと遠くまで行ける。先へ先へ未来へ。
いつもの道が違って見える。滑らかなアスファルト。

 

最近、昔に戻りたい、と思わなくなった。
あの頃はよかったとかって。
もっと良い未来があるのかもって思う。
来年度は何かが変わる。何かが待っていてくれる。
そんな気がしてならない。

揺るがないものがつかめそうな、そんな気がする。

2007/02/05(Mon) 23:51:57

ゆったりとした時の流れの中で、
仲間たちと尽きることのない他愛ない会話ができる。
いつの頃からか、せかせかした空気感に支配され、
余裕なく慌しく、直線的な、ただひたすらに加速度がつくような
世界に生きていた。
退屈な日々なのではない、その断片断片には、
喜怒哀楽が散りばめられている。
けれども、時間の流れはそれが記憶に残ることを許しはしない。

人の一生の長さは、平等ではないけれど、
一日は平等に与えられた24時間だ。
「一日が早い。もう一年が終わる」
こんな言葉、昔はまったく分からなかったのに。
学年が一つ進級するのも、進学するのも、
あんなにも長い時間がかかっていた気がしていたのに、
今感じる、一日、一週間、一ヶ月、一年は、
本当に同じ長さ?重みはある?

でも、それが大人になるということ・・・

あの頃感じた時間の長さはもう取り戻せないのか。
だから、人は、
時間を大切に生きようと考え始めるのかもしれない。

2006/12/03(Sun) 11:00:46
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