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その刹那、どうしても伝えたい言葉がある。一回性の強い言葉を綴りたい。
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2024/03/29(Fri) 07:19:10
日記を書こうという思いが浮かんでは消え、立ち消えたと思ったら浮かんでくる。
それでも書くというところまで踏み込めないまま、夏が、秋が過ぎてしまった。

9月から念願の中学校で働き始め、
なかなか慣れない日々が続いた。

初めての中学校の業務、日々の授業、行事・・・
なかなか詰まらない生徒との距離。

年度の途中から入っていく難しさもあった。


でも、一日一日を精一杯こなしていくうちに、
生徒との距離も少しずつ縮まり、少しずつ学校にも慣れていった。


校長先生と教頭先生はいつもさりげなく気にかけてくれている。
分からないことがあれば教えてくれる先輩の先生方がいる。



一日はあっという間だ。
楽しいからかもしれない。
特に11月の後半からは本当に一息に冬休みまできてしまった。


3月の契約終了が迫ってくる。
最初の頃は、まだまだ先だと思っていたその時が、いまはだいぶ身近に在る。
そして、いまのスピードでいくと、三ヶ月なんてあっという間なんじゃないか、そう思う。


今、担当しているのは2年生。彼らには中学校生活があと一年ある。
自分にはあと三ヶ月しかないのだ。
3年生になった彼らを見ることはできないのだ。
できることなら、もう一年、彼らと過ごしたい。


それができないことだって、そんなの分かってるさ。


でも、割り切りたくない。



今、この時点で、中学校で働いてよかったと思っている。
あの時、あの夏の終わりに、自ら下した決断は間違いではなかった。



「別れる」日にちが決まっているなら、
一緒に過ごせる時間が決まっているなら、
おのずと答えも決まっている。

彼らの中にひとつでも多くのものを残したい。


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2007/12/23(Sun) 17:33:31

流れ星を見ました。
願い事を忘れて見とれていました。
空には雲は一つもありません。
それは決して満天に星が散りばめられていたからだけではなく、
いつもは見えない何億光年も彼方にある星々の光が僕の目をとらえたからなのでしょう。

その夜、
「星が瞬く」という言葉を真に理解した気がしました。

僕は 僕自身の 気持ちを 偽って そこに 存在している
お前は おまえ自身の 気持ちを 押し通して そこに 存在している

地の底から声が聞こえたのです。

僕ははっとなって、それが内なる声だと気づきました。

そして、何らかの答を見出そうとし始めたのです。
答はYESかNO。だけど、無数にあるのです。

僕は歩きました。
これは求道なのだと思いました。

答えるためにはまず違和感を払拭しなければなりません。

僕は歩きました。
灼けたアスファルトの上でした。
ある大河の端でした。
白昼の闇の中でした。



僕が求めるものはそこにあるのでしょうか?

2007/08/15(Wed) 12:42:48

文月も終わりを告げようとしている。
教員採用試験も一次が終わった。

今年の3月でアルバイトをやめ、
試験に専念しようときめた。
それ以来、
自分の勉強のペースがつかめず、
自分の惰性と葛藤しながら、
やってきた。
さすがに一つの事に専念しただけの手ごたえはあった。
だが、その代償は経済的困窮だった。
そろそろ労働をしなければ。

勉強に一段落が付いて、
ただ家にいるのは意外とこたえるものだ。

それに有り余る時間というのは余計な思慮の時間でもある。
「将来への投資」と割り切ったはずだった今回の選択も、
目先の経済危機の前に揺らいでいる。
別の暮らしもあったのかもしれない、と。
後悔とも不満ともまた違った感情が留まっている。

「教える」以外の仕事なんてできるのか?
これって本当は就活する大学生が抱く不安だよね。

こういうあふれ出る悩みを友人にメールしてみた。



可能性っていうのは無限にある。
でも身体は一つだから、無限の中から選べる可能性も一つだ。
そのときの様々な要因が反映されて、結局一つの可能性に帰結していく。
あとは自分自身をどうやって納得させるか。
その仕事をしている自分に納得できるか。
その仕事をしている自分を「いいな」と思える仕事こそが自分ができる仕事。
目標とか建前とかってものは仕事を続けるために後々必要となるもの。


要約するとこんな返信を頂きました。
まさに、その通り。
こういう相談ってマジでできる人はなかなかいないし、
ましてこんな答えを出してくれる人もなかなかいないので、
すごく助かる。本当に尊敬すべきです。
結構、周りにいる人たちの生き方は俺からしたら素晴らしくて、
尊敬すべき生き方だ。
それが余計に自分を焦らすこともあるけど。
すごく恵まれている。そう思う。

まずは社会に足を突っ込まなければ何も始まらない。
動き出さなきゃ周囲の事象なんて好転しないのだ。

さぁ、やるぞ!!

2007/07/23(Mon) 18:19:41

7月15日、ソフトバレーの大会がありました。

予選は5チームのリーグ戦で、12ブロックありました。
その中から成績順に16チームが決勝トーナメントに進むことができます。

我がチームのブロックは、
主観的にも、客観的にも、「潰しあい」ブロックでした。
一番厳しいブロックだったと言っても過言ではないと思います。

結果は3勝1敗。
ブロックでは2位。でも全体では21位。予選敗退でした。

第一試合、チーム全体がかみ合ってストレート勝ち。
あっさり勝ってしまった試合ほど記憶には残らないもので、
今はほとんど思い出せません。

第二試合、よく決勝トーナメントで見かけるチームが相手でした。
試合が始まり、進んでいくにつれて、あることに気がつきました。
もしかして、いや確実に、「俺、サーブで狙われている」。
すべてのサーブが俺の方に。
サーブレシーブが乱されて、攻撃がうまく展開できず、
サービスエースも奪われ、きっつかった。
こんなに精神的に厳しい試合は初めてでした。
1セット目をあっさり奪われ、2セット目に。
そこで一緒に組んでいた男の人に、
「はっきり言うけどお前狙われてるぞ。
真ん中は俺がカバーするから、頑張ってあげれ」
と言われました。
そして確実にカバーしてくれて、精神的に楽になりました。
レシーブも安定してきて、アタックも決まり、そこから難なく2セット連取。
フルセットで勝ちました。

第三試合、数々の大会で優勝しているチームが相手でした。
間違いなく優勝候補。
「絶対に気持ちで負けない。とにかく打ち切る。」
これは組み合わせを見たときから決めていたこと。
いつも弱気になってしまうから、そこに気をつけないと。
第1セット。一進一退。自分の調子も悪くない。
以前戦ったときはほとんどスパイクを通してもらえなかった。
でも、今回はほとんど決まる。だが、相手のスパイクも決まる。
点差が2点以上ひらかない。
あれよあれよと16-16。
ソフトバレーは15点先取ですが、デュースになった場合は17点までいきます。
たとえ2点差が付かなくても17点目を取ったほうが勝ち。
まさに次の点を決めたほうがそのセットを取れるという状況。
しかも相手サーブ。
こっちが攻撃できる。圧倒的に有利。
相手のサーブが入る。きれいにレシーブが入る。
トスが俺の方に上がる。打つ。
ブロック。シャットアウト。
相手のブロックに捕まってしまいました。
どうしても取りたかった1点が取れなかった。
2セット目。同じように一進一退。あれよあよと15-16。
ここで1点とらなければ負ける。
同じように相手サーブが来る。レシーブがきれいに返る。
トスがまた俺の方に上がる。打つ。
またブロック。シャットアウト。

取りたい1点。どうしても取りたい1点がとれなかった。
しかも二回も。
二人のアタッカーのうち、大事な1点のトスを俺にくれたのに。
しかも中途半端な力で打って思い切り悪かったし。
それでも誰も責めはしなかったけど。
本当に大きい人たちなんだ。みんな。

第4試合。五泉の強豪チーム。
決勝への夢を繋ぐには絶対に負けられない試合。
相手のエースをブロックできるかが勝負。
1セット目。ブロックが決まらず相手ペースに。
一息にこのセットを奪われてしまいます。
2セット目。ブロックが決まり始めてこっちのペースに。
楽勝ムードだったが、最後ミスが続き14-13。
ここで決めたいポイント。
また相手サーブが入り、レシーブが返る。
トスがまた俺の方に。ライトから思い切りクロスに打つ。
スパイクはサイドライン上へ。「決まった」。
このセット奪取。
3セット目。2セット目同様、ブロックが決まりこっちのペース。
14-9。こっちのサーブが入り、相手のアタックが俺のブロックに当たる。
なんとか勝利。

最後のブロックには実は裏が。
実は、相手のエースをそれまで止めていたのはもうひとりの男の人で、
俺は一本も止められなかった。
「最後はお前を狙ってくる。意地を見せて一本止めろ、と言おうかとおもった」と、
試合後に言われました。



決勝にはいけなかった。それが結果だ。
でも、取れなかったあの1点の大きさは痛感している。
あの状況でも1点を確実に取れる精神的にタフなプレイヤーになりたい。
そして、どんなにミスしても、サーブでねらわれても、
一度も責めずに、何も言わずみんなでカバーしてくれたチームメイトの
器の大きさを見習いたい。

今まで勝てなかったチームに勝てたり、
全く及ばなかったチームといい試合ができた。
少し「優勝」という言葉を意識してもいいところまで来ているのかも。

2007/07/17(Tue) 13:30:33

暑いのか寒いのかはっきりしなかった五月は過ぎ去った。
明るく熱い陽射しと安定した気候とともに、
まるで次々と花開く季節のように、なにもかもが好転した。

そう考えると、五月病もまんざら嘘でもないのかもしれない。
人間にはホルモンバランスだか、はたまた月の引力との関係なのか、
単なる運気の問題なのか、
気分的な浮き沈みがあり、良いことばかり起きるときもあれば嫌なことばかりが起こる時期もある。
景気の波のような変動。これは不可避だね。
ちょうど五月に、特にゴールデンウィーク過ぎに、人は気が滅入ってくるのかもしれない。
その負の周期を誰かが五月病と名づけた。

五月の終結とともに、六月は正の周期が訪れるはず。

まさに今の自分にあてはめると、この理屈がぴったり当てはまる。
6月5日に体育祭を見に行って、生徒達に癒され、
中学の恩師からは吉報がとどき、一緒に飲み、多くの人と話ができた。
五月はなんでか分からないけど、何もする気がしなくて、
やらなければならないことはあるのに、一生懸命になれなかった。
自分自身の意志薄弱かもしれないけど、それだけではない気がする。

人間、人と接してナンボ。
「縁」というのは本当に大切なものだ。

今、中学の恩師に助けられ、塾で教えた生徒に癒される。
友達と一緒にいればすげぇ楽しいし、バレーは最高だし。
多くの人に支えられているとはこのことかもね。

人の「縁」はふとしたところから始まり、
そこから更なる発展がある。
俺は決して社交的ではないけど、つながりから広がっていく。

一つ一つの縁を無下にせず、大切にしていきたいね。

正の周期はどこまで続くかは分からないが、
今ある前向きな気持ちをできるだけ保っていこう。

自分の心を空に映して深呼吸。
描いた像は、今日ひろがる青空だ。
梅雨まえの晴天に雲は一つもない。

2007/06/18(Mon) 18:15:13
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