秋が深まり、木々の葉が色づき始める。
外気も徐々に寒くなり、そんな中で、趣深い時間をすごせる。
「秋」という季節をまったく感じぬまま、
今年は一気に冬が来てしまったような感覚だ。
まず、近況報告を。
今、再び大学に通っている。
科目履修生という形で、大学に残してきた、
高校の教職免許という忘れ物を取りに・・・。
さすがに一度卒業して、また通うのは
何かと勝手が違う。
少し「キャンパス」では浮いているかも。
ところで、
今まで自分の中で中心となっていたことが、
揺らぎ始めている。
「教師になりたい」という思いが揺らいでいる。
今の自分の知識量で教師が務まるのかという不安。
子どもと接していて、満足いく対応ができていない辛さ。
今回の揺らぎは深刻だ。
そして、そのような「迷い」のある人間が、
教師になってはならないと思うのだ。
しばらく「教える」という仕事から離れてみようと思う。
これは、ほぼ自分の中でまとまっていることだ。
そして、もし、もう一度、「教師になりたい」と、
「教える」仕事がしたいのだと思えたなら、
その時が「ホンモノ」なのだ。
その時まで、もう少し待ってみよう。
あと幾つ季節が移り変わり、
世の中の辛酸をどれだけなめたら、
その日は来るだろうか。
或いは、来ないのだろうか。
迷うくらいなら自分のやりたいことをやってみようか。
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